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新豊洲市場はミス設計!?リオオリンピック視察反省会★[小池都知事の出張費用から豊洲市場問題など東京オリンピックへの宿題まで] [スポーツ]

小池百合子都知事が帰国。

帰国後早々に待ち受けている東京オリンピックの宿題は山積みです。

小池都知事も都のホームページで、

「東京五輪、パラリンピック、築地市場移転、議会との関係など

課題は山積していますが、16万人を越える都庁職員の士気を高めながら

一つ一つ結果をだします」とおっしゃっています。

東京オリンピックと築地市場の問題は一見無関係に見えますが、

土地の利用方法、道路の問題、工事の周辺問題など色々と関係があるようです。


◆リオ出張費用を公開

◆リオ出張スケジュール

◆小池都知事を待ち受ける宿題

◆もう一つの宿題、築地移転問題

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◆リオ出張費用を公開

 日程:8月18日~24日 3泊7日

 随行職員:4人

 飛行機:小池都知事はビジネスクラス、職員はエコノミー

 宿泊:IOCが用意したホテルのスイートルームは使用しなかった

 費用は総額1000万とのことです。


ちなみに比較対象として、

舛添前都知事のパリ、ロンドン出張時は、

 日程:2015年10月27日~11月2日 5泊7日

 随行職員:19人!

 飛行機:都知事はファーストクラスで、往復266万円

 宿泊:スイートルームで、1泊19万円、5泊で約100万円です。

 費用は総額5041万円かかっています。


随行職員をだいたい5分の一にし、費用も同じく圧縮しています。


◆リオ出張スケジュール
18日 リオデジャネイロに向けて出発

19日(現地時間) 
・リオのパエス視聴と着物で面会
小池都知事
「日本最大のおもてなしである着物はそれを象徴するものだと思い、今日は着物姿で来ました」

・レスリング競技場などを視察し、
東京五輪のPR拠点である「ジャパンハウス」を視察し、
東京の魅力をアピールするイベントを見学

20日(現地時間)
・JOC会長らと世界メディアへの会見

・IOCバッハ会長と会談
会長よりリオの交通渋滞緩和策など学んでほしい事例を紹介

・東京の魅力をアピールするイベントを視察。工芸品体験コーナーなど

21日(現地時間)
・リオオリンピック閉会式
フラッグハンドオーバーセレモニー


小池都知事は帰国後の取材で、

記者からの「閉会式のPRを成功しましたか?」という問いかけに、

「少なくとも10億人があのシーンを見るので

着物でなければと思った。残念ながらバッハ会長から五輪旗を

受け取った瞬間から大雨になり、ずぶ濡れになって

風邪もリオから持って帰った」とおっしゃられています。


◆小池都知事を待ち受ける宿題
都民ファーストで透明性を重視されている知事。

来月9月上旬に「都政改革本部」を設置予定です。

都政改革本部とは、

小池都知事が本部長となり、

情報公開調査チーム、東京オリンピック、パラリンピック調査チームが

都庁、出資団体等の業務、組織、予算等のあり方を点検し、報告します。

東京オリンピック・パラリンピックの大会組織委員会の調査も行われるということですから、

お役所仕事的に組織委員会を運営していたら大問題となりそうです。


都政改革本部のメンバーは、

取りまとめ役として、慶応義塾大学の上山信一さんで、

橋下 徹元大阪市長のブレーンともいわれている方です。

「東京オリンピックは整備費が膨らんだ豊洲市場の二の舞にならないよう、

何にいくらお金がかかるか整理し、情報公開したい」とおっしゃられています。


他には、

弁護士の加毛修さん

青山学院大学の小島敏郎さん

弁護士の坂根義範さん(若狭勝衆議院議員の弁護士事務所)

公認会計士の須田徹さん

中央大学の工藤裕子さん

一橋大学の佐藤主光さん

経営コンサルタントの町田裕治さん

グレートジャーニー合同会社代表の安川真一郎さん

イオン株式会社特別顧問の山梨広一さん


が名つらね、上山さんが起用し改革への姿勢がみてとれるメンバーのようです。



東京オリンピックの予算は2013年招致時は7340億円、

東京都の負担は1538億円といわれていましたが、

その後、予算は2兆~3兆円ともいわれ、

現在東京都負担は2241億円ほどといわれています。

水泳会場などの8ヵ所の恒久施設の建設が予定されていますが、

予算が倍増している理由の一つとして、

建設資材高騰などで当初予算よりも高くなったと言われています。


さらに、組織委員会が担う予定だった仮設住宅の設備費、

2800億円(当初の4倍ですから当初は700億円)の一部を

都も負担せざるをえない状況だそうです。


その2兆から3兆という数字についても、内訳がまったくわからない状況。。

都政改革本部、がんばってほしい!


施設については、

小池都知事は

「日本は地震国で事情は違うが、工事現場と見間違う仮設でも

大会期間中にだけ耐えられるのなら、あり」と言及し、

東京オリンピックでも仮設施設をより簡素な仮設にする可能性がでてきました。

リオデジャネイロオリンピックのビーチバレー競技の施設や、

ロンドンオリンピックでも建築現場で使うような資材の仮設施設は多くあります。

建築現場の足場の資材も、地震国日本でもそれにあった安全性を持っており、

また最近のスポーツ大会でも仮設施設が多くあるので、

あとは見栄の問題、、というところのようです。


小池都知事は

「仮設の設備もたった1回きりで、あとは使わないのはもったいない。

環境相時代も「もったいないおばさん」とよく言われたが、

メリハリをつけて詰めていきたい」と

資材の再利用なども考えているようです。



◆もう一つの宿題、築地移転問題
築地市場は豊洲に移転し、2016年11月7日に開場予定です。

豊洲市場は、

広さ:約40ヘクタール
 東京ドーム9個分、築地市場(23ヘクタール)の1.7倍

事業費:5884億円
 当初の予定4316億円から36%のアップ

という施設です。

温度を適切に管理できる閉鎖型施設で、商品や高温や雨風から

商品守り、鮮度を保つ施設となっています。

こちらも都政改革本部で内容を精査するようです。


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2008に出版した「東京WOMEN大作戦」という共著の本では、

「築地市場は東京の台所、その台所をベンゼンやアセンといった

危険極まりない物資を含んだ土地に移すことは、率直に一生活者として不安」 

「現在の場所(築地市場)で建物だけを立て直すのが一番妥当」

「豊洲の移転予定地は、それこそ東京五輪用のメディアセンターなど、

食との関係の薄い分野で活用すればよい」と述べられています。




①建築費用が2倍以上に!

こちら、当初建物が990億円といわれていたところ、2700億まで膨らんでいるようです。

資材高騰以上の問題がこの建築費用に含まれているのでは、とのこと。


②水、土壌の安全性
豊洲は諸々の土壌汚染が問題になっています。

対策として、2メートル分の土壌の入れかえや、

水質改善などおこなっているそうです。

中間の土壌調査ではほぼ大丈夫そうですが、

ちゃんとした土壌検査結果は11月18日にわかる予定のところ、

豊洲市場オープンは11月7日オープン予定というおかしい計画。

後にのべますが、オープンを早めたのは

東京都としては新しい道路を通すためとしていますが、

約2週間遅れても、道路開通工事にまったく問題ないとのこ。



③交通の不便さ


④引っ越し廃業の業者が続々
建物は完成しても、業者の引っ越し費用や内装費用は

卸業者負担のため、廃業する業者が増えているそうで、

約600社中、50~60社が廃業を決めているという状況です。

実に10%です。


⑤開場2ヶ月半にわかった設計ミス
現状築地市場は、1コマ1m80㎝となっています。

畳の長さの寸法となっており、壁などもないので広めに使っていますが、

豊洲市場では、壁などにはさまれ、実質1m32㎝ほどの幅しかありません。

面積は増えていますが、うなぎのねどこのような間取りになっています。

今まで使っていた冷蔵庫などの什器が入らなかったり、

マグロの解体ができなかったりという問題が出てきています。

2コマ使えばよい、という意見もあるようですが、

1コマしか使わず仕事をしている業者は困り果てているという状態。

また全ての業者が2コマ使うとスペースが足りなくなるそうです。

というのも、東京都は卸業者の大手へのヒアリングはしたものの、

現場の中小業者の意見はあまり聞かなかったのでは、ということでした。


⑥積み卸しに時間がかかる
1コマずつの間取りは小さいのに、設置されている道や、トラックおろし入れの場所などなど

共通施設の面積が広めに作られている豊洲市場。

現在の築地市場にくらべて、積み卸しに時間がかかるようになっています。

最近の積み卸しはトラックの横空きするコンテナから、急いで荷物を下ろす、

というのが主流となっていますが、

豊洲市場はコンテナ後ろからしか出せないような駐車場となっており、

時間のロスにつながる、と問題視されています。


⑦豊洲市場は床がぬける!?
豊洲市場は1平米700㎏の耐荷重設定がされています。

こういった施設を建設する場合、1.5~2トンほどが普通。

トラックは荷物を積んで2トンほどになるので、床がぬけるのではないか??

と不安視されています。 

とはいえ、豊洲市場建設では工事トラックでも10トンクラスが出入りしているので、

東京都いわく、市場業務に支障のない十分な強度だそうです。


⑧海水が流せず不衛生!?
築地市場では海水と真水を利用できます。

築地市場を長く使っている業者の方は、海水で床等の洗浄を行うと

比較的虫がわかないと信じられており、海水を多量に使われていますが、

新豊洲市場は海水を排水する設備にはなっていないようです。

東京都としては、洗浄に水道水を使っての支障が出たことはない、

とのことで、問題なしとしているようです。

建築関係の方いわく、

現在、大量の海水を処理できる設備をつくるのはかなり困難とのこと。

塩分を含んでいるわけですから、施設の老朽化にもつながり、

結果経済的ではないのでは、とのことです。




テレビでは建築エコノミストの森山高至さんが多く出演して論じられています。

どこが設計したの?という質問には、大手設計事務所が、、と濁されていました。

やはり大手の事務所をテレビ番組でいうのは、

ご自身にも色々と影響があると思われたのでしょうか。

ちなみに、建築主は東京都の豊洲市場の設計は日本設計、

施工は大手ゼネコンらの共同企業体です。

豊洲市場を設計した日本設計は、国立新美術館や虎ノ門ヒルズなど

日本の有名建築を多く設計する株式会社です。



8月12日に築地市場関係者が都庁を訪問した際、

反対派から、「築地の市場と同じく50~80年使うので

それにふさわしい形を作ってほしい。

そのために11月7日オープンを延期するのが一番正しいのではないか」

賛成派からは、「延期になったら大変。いろんな困難がおきる。

我々としてもその日にちを考えてみんな工事にかかっている」

と意見があがってきています。


もしオープン延期となると他にも問題が待ち受けています。

というのも、現在ある築地市場の一部は、臨海部にある2020年オリンピック会場への

都市部からの環状線(環状2号線)建設予定地となっています。

ですから、来年4月までに築地市場の施設を解体しなければ、

道路建設が間に合わないという状態なのです。


場合によっては、築地市場で一部道路建設をはじめ、

市場機能も残しながら豊洲市場を決めていこうという案もあるようです。


小池都知事はリオから帰国後、結論を出す、ということで、

8月31日に、「延期」ということで決定がなされました。


個人的には、老朽化している築地市場を改築かもしくは移転は考えるべきことですし、

すでに建築済みの豊洲市場へも移転したほうがよいと思います。

ですから今回の「延期」はよいのではないでしょうか。

1日に700万近くの運営費が使わなくてもかかる、と言われていますが、

お役所仕事「はじめたら止まれない」を見直す時期だと思います。


1日の運営費用についても、原因がわかれば、しぶしぶも

納得しなくても、理解はできます。


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本日もありがとうございました。




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